宇津野鍾乳洞
〒327-0511 栃木県佐野市会沢町1074
🚗東北自動車道 栃木I.C.から70分🚶東武佐野線 葛生駅からバスで10分
冒険感 ★★☆☆☆
手軽さ ★★★★☆
周辺の充実度 ★☆☆☆☆
散策所要時間:15分程度
入洞料:無料
冒頭で断っておきたいのは、
私が勝手にこの宇津野鍾乳洞のことを「スピリチュアル」と言っているだけであり、
何か根拠があるわけではないです笑。
特段スピリチュアルに興味の無い方にとっては
ひっそりと静かで(混んでなくて)、
サックリと楽しめて(洞窟内が広くない)、
程よい冒険感のあるいい頃合いの洞窟です。
それを前提に、この宇津野鍾乳洞の異色なところを紹介して参ります。
まずは入り口。
今まで経験した鍾乳洞は
①受付の人に入洞料を払って入るか
②放置されて野ざらし(勝手に入れば的な洞穴の感じ)
の2パターンでしたが、
この宇津野鍾乳洞は
無人の受付方式。
登山で入山する時に書くような記名リストが
入口に設置された長机に置いてあります。
こんな感じ。
しかもパンフレットが風で飛ばないように石ころで押さえてあるのが
無人感を際立たせてちょっとシュールw
無人ではあるのですが
洞窟の中は手すりや階段がしっかり整備されているのでそこは安心…
…なのですが、そういった設備は全て古くなっている印象。
観光資源としては熱心に扱われていないのかな?という感じ。
そういえば入り口横にあった看板も
だいぶガタがきてたな・・・
少しのタイムスリップ感。。。
更に、洞窟の中が暖かいことも不思議です。
普通の鍾乳洞は10〜17°Cくらいで
ひんやりとした緊張感があるというか
少しの怖さを感じることもありますが、
ここは体感20°Cくらいあったように思います。
全体的にぬるめ。というかぬくい。
そのためか、緑が生い茂っているんです。
こんな感じ。
こんな岩肌は鍾乳洞界では珍しい!
(普通なら乳白色でツルツルかジメジメとした岩肌)
他の鍾乳洞でも苔が生えていることはありますが、
ここはひょこひょことある程度の背の丈の緑が生えています。
ひょこひょこ
洞窟内に吹き込む風も少ないので、
無人受付であることと相まって
シーンとして時が止まっているというか
世間から切り離された空間にように感じました。
これまで行ったことのある他の鍾乳洞は
もっとひんやりとした緊張感があって
乳白色の石たちが待ち構えていて
宇宙的な感じというか、違う星に来てしまった的な
「日常とは本当に全く別の異世界」という雰囲気ですが、
ここ宇津野鍾乳洞は
ちょこちょこ人や植物の気配が感じられるのに
シーンとして時が止まっているという微妙な感覚に陥る空間でした。
一緒に入洞した友人も、
「なんか誰か生活してそうな空間だね」と
謎の発言をしていました(((((° ° ; )!!
洞窟内の看板を見ると
神に祈ったり踊ったりする場として使われていた洞窟のようなので、
そのようにして昔から人の生活に関わってきた空間であることも
この不思議さに関係しているのかな?と思いました。
私はスピリチュアル的なものが全くわからない人間ですが、
そういうのがわかる人にとっては面白い洞窟なのかも?
と、思って安易に
今回のタイトルに「スピリチュアル」と入れた次第です。
(語彙力・・・)
けど本当にそのあたりに興味のある方は楽しいかもしれません。
そして見えたり、感じたりできる方は宇津野鍾乳洞に行かれたら
ぜひ私に色々教えてください笑
(ちなみに
スピリチュアル的な感性を全く持ち合わせていない私は
駐車場にあるムーミンハウス型のお手洗いが気に入りましたww)
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